厄除けご利益
矢田観音さま
当山の本堂と什物の一部をご紹介致します。
当山の本堂は、間口八間奥行き七間、内部約百畳あまりの寄せ棟造りで、享保八年に再建され、以後約300年あまりの星霜を経て、今なお念仏道場としての趣を威風堂々と保ち、当地での称名念仏の歴史を脈々と受け継いでおります。
桂岩寺本堂々内の模様
正面にご本尊 阿弥陀如来立像
正面の須弥檀に阿弥陀三尊を、両脇檀に善導大師・法然上人像を、両脇余間に地蔵菩薩立像や各お祖師さま像等の当山由縁の尊像をお祀りしてございます。
本尊の阿弥陀如来さま尊像の起歴は不詳でありますが、その凛としたお顔立ちの中に溢れるほどの慈愛を秘めた眼差しは、当山開創以来あまたの念仏の人々を見つめてらっしゃった事と思われます。
須弥檀の様子
正面にご本尊 阿弥陀如来さま。
桂岩寺本尊 阿弥陀如来立像
善導大師像
法然上人像
磬(ケイ)とは仏教儀式において合図等のために打たれる仏具です。その文字からも分かるように本来は中国の石製楽器ですが、仏教に採り入れられ、後には鋳銅製が主流となりました。当山のそれも銅によるものですが、通常孔雀の向き合う文様が多い中、複弁八葉の蓮華紋であらわされた撞座の左右に法相華紋を配し、裏面には鶴や鳳凰をあらわすなどの個性的な華やかさが特徴です。
桂岩寺の磬(ケイ)
(西尾市指定文化財:南北朝〜室町)
阿弥陀八大菩薩像
臨終の時、八大菩薩とともに念仏の衆生を極楽へお迎え下さる阿弥陀さまのご様子を描いた掛け軸です。
高麗時代の作で、仏菩薩の肉身は金泥で塗られ、朱線で輪郭を書き起こし、殊に阿弥陀さまの纏われる衣には朱色の地に金泥で細かな団花紋を散らすなど、丁寧で細やかな仕事ぶりには目を見張るものがあります。
着衣に細かい模様をびっしりと埋め尽くす技法や、身体を透明な薄物に包む表現方法に、高麗仏画の特色が見て取ることができます。
(西尾市指定文化財)
当山に残される「徳川家康公」の文書です。
桂岩寺内の塔頭である東光坊が所有する寺領を、この時代、このあたり(三河の国)の国守であった徳川家康公が安堵(保証)するという内容で、天正九年に書かれたものです。
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